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光と影の日々
集英社マーガレット・コミックス
1974年11月20日発行
光と影の日々(別冊マーガレット1974年6月号)
(佐伯)朋さんは「人の生きる道はいつも 光と影のしまもよう」だと思うのです。
朋さんは、バレー部のキャプテンで、副生徒会長兼運動部長です。体育祭の準備で放課後の練習に出られないため、朝からバレー部員とトラック10周のハードトレーニング。
今日は、仲良しの露口早季子さんが復学してきました。早季子さんは、幼い頃から心臓が弱くて、手術のために休学していたのでした。でも、手術に成功しても早季子さんの心臓はひとなみの生活に耐えられないほど弱っていました。
先生方も早季子さんを指名しませんし、雨が降れば冷えるからと早退する生活です。
生徒会長の真木村氏と副会長の朋さんが、四中の伝統を改革して活発に活動した結果、体育祭では気付け競争が行われます。
ジューンブライドをテーマにした朋さんのクラスでは、体育祭に参加できないどころか見学すらできない早季子さんが、当日朋さんのかぶる花嫁のレースを被ってひととき、自分の花嫁姿を思い描いて涙し、自分のことを「生きたお人形」と嘆きます。
そのとき、たまたま朋さんを追いかけてきた真木村氏を見て、早季子さんは頬を染めます。
そんな早季子さんの淡い恋心を感じ取った朋さんは、けれども、その淡い思いすらも封じ込めて1秒でも命を永らえようとする早季子さんの生き方を、「生きる」と呼んでいいのか悩みます。
そうして、朋さんは、息をしているだけでなく生きろ、と早季子さんを叱りつけるのでした。
朋さんに叱られて、早季子さんは少しずつ生き方を変えていきます。
木陰のベンチで見学している早季子さんに、真木村氏は朋さんあてのプリントを預けます。お母さんが車のキーを探している間に、早季子さんは歩いて登校すると言います。
夏のファイア・ストームへの参加は、朋さんが早季子さんのご両親を説得してくれて実現しました。
授業でもお客様だった早季子さんは、積極的に参加していきます。
文化祭の実行委員に早季子さんを推したときは、回りからの反対もありました。でも回りの心配をよそに早季子さんは実行委員としての仕事もこなしていきます。
文化祭の当日、フォークダンスで憧れの真木村氏と踊った早季子さんは、直後に倒れて救急車に乗せられます。同行しようとする朋さんを真木村氏は文化祭開催中だからと、押しとどめます。
文化祭も終了し、生徒会室で待っていた朋さんと真木村氏のところに、先生が早季子さんの死を告げに訪れました。早季子さんの死の責任は自分にあるんだと朋さんは打ちひしがれてしまいます。
それでも、「どうしても ひとこと おわびを 言ってから・・・」と早季子さんの家を訪れた朋さんに、早季子さんのお母さんは、形見分けのきものと帯、「ありがとう」の言葉を朋さんに。
そして、早季子さんの青春を本当に燃えさせてくれた朋さんに対して、お母さん自身の「ありがとう」を告げたのです。
燃えよ!!愛の灯(別冊マーガレット1974年1月号)
風の挽歌
ラブ・コレクション
白い花の涙(別冊マーガレット1972年5月号)